君が大好き | セックスフレンド

君が大好き

彼と一緒に過ごした。

キスもした。

セックスもした。

でも、彼はセックスが終わったら
明日は朝からバイトだと言って
すぐ帰ろうとする。


でも、私は寝たふりをして
終電を待った。

私が寝ていると
家に鍵をかけられないので
彼は家にいる。


終電をすぎたら私も起きる。


いちゃいちゃするとは
なんて幸せなのだろうか。

ベットに横になって
二人でたわいのない会話をして
キスをして

この人は私に幸せの時間をくれる


本当にそう思う。

多分私は彼に依存している。
でも、こんな幸せをくれる人を
今は手放せない。

中途半端な関係でも
何度も悲しい夜を過ごしても
こうやって同じ時間を共有すると
気持ちがあふれてくる


周りが見えていないけど
でも、彼だけ見れればいいのかもしれない

一緒に時間を過ごしている間は
錯覚だろうが
真実だろうが

そう感じてしまう。

彼とは
セックスしかしない。

私のこと好きなのか知らない。
目の前の快楽に対して
ただ、体を重ねるだけ。
彼が満足した顔を見るのが
私の幸せ。

好きという
言葉より
なによりも
セックスをすることで
彼が喜んでくれる


それが私の幸せ

幸せの基準を小さくすれば
満足ではないけれども
幸せを感じられる

たとえセックスフレンドでも‥
遊ばれてても
あなたが大好き